12月 31 2015
日本シトロエンクラブ創設 50周年
今年2015年は日本シトロエンクラブ創設50周年。
シトロエンDS生誕60周年。シトロエンクラブ創設には2CV、DS-IDオーナーたちの歴史がありました。
1958年8月、赤坂プリンスホテルでID-19のはじめての展示会が開かれた当時の写真。
展示車両は左からTA、ID-19、C6F、2CV。C6が採用したフローティングエンジンは、水面をすべる白鳥をモチーフとしたことでおなじみで、その白鳥のヒナがあひるの子こと2CV。
1985年秋号。クラブ創設20周年、DS30周年特集。
やっとワードプロセッサが普及し始めたころで、原稿の大半は手書きと和文タイプによるもの。
巻頭から2CVオーナーの集まりである B.A.Cの生い立ちと、ID-19の正規輸入によってハイドロシトロエンの愛好家らが連絡を取り合って集まった日本シトロエンクラブの発足の日のことが書かれている。
当時2CV、11CVは日本の輸入規制によって久しく途絶えていた。1963年からはそれが自由に買えるようになって、アミ6、ID19、DS19、既存の11CV、15CVのオーナーらが日本シトロエンクラブを発足させた。1965年7月7日、赤坂青山南町保健会館でのことである。
記事の中には、建築家の森忠一氏が11CVで参加した津での潮干狩りツーリングの思い出の記事や、四日市でのDS30周年記念、DS DAYがある。
シトロエンクラブニュース10周年記念特集。表紙のシトロエンクラブ10周年とあるのは、一時休止していた活動が再開しクラブニュースが定期刊行を続けたことを記念するもの。特集号は初めての表紙カラー作品。テーマ、フォトともすばらしいデザイン。
記事の中にはフレンチブルーミーティング第2回開催の案内がある。ちなみに、初回、第2回とも天候はときどき雨、第1回は85台、第2回は106台の参加者と記事中で当時の様子を伺い知ることができる。
1990年夏は、GS特集号。このときはじめて表紙カラー化のために背表紙に広告が掲載された。
クラブ創設30周年号。特集は、DS40周年特集。
30周年記念として世界各国のクラブとのコンタクトと届いたメッセージが紹介されていました。
- OECC(Austrian Citroen Club)
- Citroënisterne i Danmark
- Finland 2CV Guild
- 2cv Club du Val de Loire
- 2cvclub-lorraine
- 2CV-Club-Heilbronn
- 2cv club Luxembourg
- Citroen Club Nederland
- Citroën klub Slovenije
- Citroen Concours of America
- SVCC(Sacramento Valley Citroën Club)
CCJ40周年記念号と、DS50周年特集号。阪神淡路大震災復興の中の10年目を記念して全国ミーティングが神戸で開催れた。椙山氏による会報20周年の巻頭記事がクオリティの高い画像で再現されている。
その後CCJクラブニュースは常時表紙カラー化と共に写真掲載を重視してA4版になり、さらに前頁カラーになりました。現在は再びB5版に戻りいっそうの充実のため鋭意企画中です。
(アイキャッチはめずらしい当時のシビエオプションランプの広告より)